SSブログ

ブラームス交響曲1番 [クラッシク]

ブラームスの交響曲で一番完成度が高いのは1番なのですが「これ」という録音がない。
世間や、評論家諸氏はミンシュ/パリ管を推薦しているけれど、どうもそこまで決定的な演奏という感じはない。確かにありゃパリ菅の響きじゃないと言い切れるほどドイツ風ですが、ドイツ的ならフルヴェンの52年とかの方が中身は良いと思うけれど、録音はねぇ(苦笑)。
曲としてはもう無形世界遺産で良いとおもうんですけれどね。
個人的推薦盤
カイルベルト/N響:N響の響きとは思えないほどしっかりしてます。最初聴いたとき一瞬「ケルン?」とか思いました。
テンポは速めのドイツ風の演奏。音が「濃い」そんな表現あるのかといわれても、そうとしか言いようがないですw凝縮されていると言うより「濃い」という感じです。モノラル録音です。

フルトヴェングラー/ウィーン?52年?:ちょっと古臭かったり、大げさな感じはあるんですが、この曲のファンは聴いて欲しい1枚です。当然モノラル録音。

カラヤン/ベルリン82年?:音もいいし、オケのなりっぷりもスゴイ。ケレンミのない演奏です。

小沢/サイトウキネン:無欲の勝利ですねこれは。変に格好つけたり、媚びたりしていない。「音楽」を素で聴かせてくれるので良い演奏だと思います。

ベイヌム/AOC:コンセルトヘボゥの海鳴りの音がいいです。演奏もしっかりしていて聴き応えがあります。そしてステレオ録音w

T.Nは飽きない演奏と言うのが好きなので、ベイヌム、カイルベルトの盤を良く聴いてます。フルトヴェングラーも飽きないのですが少々疲れます。
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

エビネンコ

ブラ1、私も数枚持っていますが、
この曲に限ってはベスト1となると難しいです。
ベーム、ヴァント、ジュリーニ、バーンスタイン、チェリビダッケ、ヨッフム、ハイティンク、小澤盤があります。個人的に思い出ふかいのは、ジュリーニ&ロサンジェルス・フィル(81年?)です。悠然とした大きなスケール感の演奏でした。

ライブでは、ホルスト・シュタイン&バンベルク交響楽団が90年ごろ来日した時、サントリーホールで生で聴いた演奏が忘れられません。とても渋いドイツの音という感じでしたねぇ。
もしカルロス・クライバーが生きていたら、彼のブラ1を聴きたかったです。2番のDVD、4番のCDは貴重です。
by エビネンコ (2008-03-05 10:19) 

T.N

ブラ1のベストって難しいですよね。
というか無いのではないかと思います。
曲として完成度が高過ぎてどんなアプローチも力不足に感じるんですよね。
ジュリーニの重厚、ベームの峻烈、どちらもいい演奏ですね。
ヨッフムは旧全集の方が「らしい」演奏です。(モノですがw)
ホルストシュタイン&バンベルクは聴いてみたかったですねぇ羨ましいです。(多分、カイルベルトに一番近いスタイルの指揮者かと思います)
カルロスは躍動感のある演奏をしたんでしょうねきっと。

by T.N (2008-03-06 01:31) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

失踪自衛官に告ぐ中国 ブログトップ
moz-screenshot-1.jpg     朝日新聞のサンゴ捏造  記念日は4月20日
人権擁護法案に猛烈に反対してます ブログを作る(無料) powered by SSブログ national_flag2.gif

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。