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2013-02-01 [アサヒる]

テレビ60年―世界で見られる番組を

国内でテレビ放送が始まってから、2月1日で60年になる。  若者のテレビ離れがいわれて久しい。だが、NHKの調査で国民全体では平日に平均3時間28分と、今も最も見られているメディアだという。  テレビが放送される電波は周波数に限りがある公共財だ。国から免許を得て電波を使っている放送局には、それを役立たせる社会的な責任がある。  だがチャンネルをかえても、毒舌のゲストやお笑い芸人、若いタレントがならぶ番組ばかりじゃないか。そんな不満が世間に広がっている。  テレビ局の収入増につながる視聴率にあまりにとらわれる現状は、いびつと言うしかない。  「視聴率と性別・年代別のターゲットに振り回されている」「(人気ものをそろえる)吉本興業のタレントを出演させないぐらいの決断をしないと、変わらない」  評論家の言葉ではない。民放キー局の役員たちから漏れ出る本音だ。一方で、高齢の視聴者が多く、若者に見てもらいたいNHKには「民放化している」「番組の宣伝が多すぎる」という批判が根強い。  一番見られているメディアとはいえ、調査会社によると、午後7~10時の総世帯視聴率(関東地区)は昨年、63・9%に減った。10軒に4軒近くは見ていない計算だ。  茶の間で家族そろって同じ番組を見る。そんなかつての生活のあり方が様変わりした。本を読んだり、スポーツで汗を流したり。思い思いの時間をすごせるのは豊かさともいえる。  日本が世界2位という新聞や雑誌、ゲーム、映画、音楽などのコンテンツ市場で、売り上げが最も多いのは地上テレビ番組だ。国内で満足していたテレビ局が番組輸出に力を入れだしたのは、広告収入が落ちこんだ最近になってだ。  2010年度の番組輸出額は63億円で、うち半分近くをアニメが占める。国をあげて支援する韓国は05年に日本を逆転し、10年には165億円になった。  日本の番組輸出で最近の成功例といわれるのが、80カ国・地域に販売されたTBSのドラマ「JIN―仁―」だ。日本で好評だった作品が、外国の視聴者に届く王道をいった。  補正予算で、番組の海外への普及に前例のない170億円が計上された。字幕や吹き替えを半額ほど補助し、国をこえる共同制作を支援する。番組の輸出は日本への理解も増す。そんな番組を作る力をつけることが、質の向上にもつながる。


:日銀の独立性は大騒ぎするけれど、メディアのクロスオーナーシップ禁止には触れない新聞。
これはアサヒだけではなく、ナベツネも変態もだけどね。

moz-screenshot-1.jpg     朝日新聞のサンゴ捏造  記念日は4月20日
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