ワーグナーの恐怖 [クラッシク]
ドイツオペラ好きのT.Nでございます。
ワーグナーという作曲家は人間的には全く好きになれないのでございますが、「ニーベルングの指輪」にハマって、CDが知らぬうちに増えていくのでございます。数種類を聴き比べ歌手が悪い、演奏が悪い、録音が悪い、オケが悪い、などと不慢を感じると満足するためにまた増えてしまうのででございます。
①演目の好き嫌い:T.Nの場合マーラーとモーツァルト、メンデルスゾーンは苦手。ナチではございませんがですが3つのMなのでございます。
②録音:メルヒオールというテノールの声聞きたさに買ったディスクがノイズ80%のトンデモナイシロモノだったという涙無しでは語れないお話がございます。緊張感のあるライブ盤が好きなのであまりうるさいことは言わないのでございますが、演奏中の咳払いを聴いて殺意を覚えたりするのでございます。
③演奏家と曲の相性:これも「フルトヴェングラー近代フランス音楽名演集」を「怪演集」であろうと購入したものの曲と指揮者の良いところを打ち消しあっているという悲話があるのでございます。協奏曲であればソリスト、オペラであれば歌手も含めて相性を見るという奥深い愉しみ悩みがあるのでございます。
④オーケストラと曲の相性:70年代前半くらいまでのオーケストラの響きは各々独特の響きがあるのでその相性は重要なのでございます。最近のオーケストラは上手いだけで個性がなくさびしい限りでございます。
T.Nが 「指輪」に限らずクラッシクの録音を購入する際の気にしているポイントはこのようなものでございましょうか。
おおっ!なんということでございましょうか。T.Nの道楽としての「サッカー観戦も同じ」だったのでございます。①面白いチームかどうかでございます②何時の試合なのか、観客の質は良いのかでございます。③コーチの戦術は指揮者の曲の解釈でございます。ソリストや歌手に相当するのはチームの軸となる選手でございます。④ナショナルチームになると「その国特有のサッカー」(仮称:ナショナルサッカー)のようなものがございますし、歴史あるクラブにもそういったアイデンティティのようなものが感じられるのでございます。
「こじつけだろう」などと無粋なことは言いっこなしでお願いしたいのでございます。
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