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シューベルト:未完成 [クラッシク]

未完成好きなんですよねぇ。

ロマンチズム、けだるさ、のバランスがいい。

でもっていろんな盤を聞いています。

ケルテス&ウィーンの録音。
「やりすぎ」という気がするけれど、決して「いやらしく」ならない。名演なんでしょうね。
未完成の魅力は伝わりにくい気がする。

ワルター&N.Y
標準的な名演奏。けだるさ、というか不健康さは足りないかなぁ。

ワルター&ウィーン
音は悪い(30年代)。当時のウィーンの音色はシューベルトを表現するのには最高。

クレメンス・クラウス&ウィーン
音は悪い。病気っぽい感じがウィーン風でいい。かなり不健康ですw。

ムラヴィンスキー&ウィーン
不気味というか妖気を感じる。悪魔的魅力がある演奏。

個人的にはケルテス、クラウス、ムラヴィンスキーを良く聴いています。

ワルターって悪い指揮者だとは思わないけれど、どちらかというと何でも出来るタイプじゃないのかなぁ。

絶賛されている「田園」も第一楽章が図抜けて素晴らしいだけで、牧人の歌とか結構つまらない演奏になっているし。

フルトヴェングラーみたいにカタストロフィックな嵐が過ぎ去って牧人が歓喜を爆発させるような表現がいいとは思わないけれど。

ワルター=食いたりない気がするんですよね。

モーツァルトを聞かない所為だ?

そうかもしれない。
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コメント 2

エビネンコ

私、シューベルト小僧なので、このような日記にはどうしても反応していまします(笑)ドイツ・リートが好きなんです。私も「未完成交響曲」好きです。第一楽章の第二主題の甘いメロディが好きですね。数えてみたら意外にCDは5枚しかありませんでした。個人的には、バンベルク響のドイツの地方オケらしい渋い響きがいいなぁと思います。シューベルトの音楽は洗練さは要りません。不器用で素人ぽい味がある演奏のほうが、「らしい」気がします。クライバーはカッコ良すぎるし、サヴァリッシュは格調高すぎ(笑)
(以下、私のコレクション)
♪カール・ベーム&ウィーン・フィルの1975年NHKホールライブ
♪クライバー&ウィーン・フィル
♪サヴァリッシュ&ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
♪ホルスト・シュタイン&バンベルク響
♪ハノーバー・バンド

GWは、等々力で鹿島VS川崎を見るついでに、ラ・フォル・ジュルネの「シューベルト祭り」に行ってきます。
by エビネンコ (2008-05-02 02:18) 

T.N

エビネンコさんへ
白鳥の歌をハンス・ホッターが歌っているCDを最初に聴いたときに
彼はウォータンの印象が強すぎて、「指輪にこんなアリアあったけ?ワーグナーのアリアも渋いのがあるんだ」とかわけのわからない世界に入ってしまった記憶がw

渋めの音のオケでシューベルトというと、ホルストシュタイン/バンベルクは食指を誘いますね。

スウィットナー/ベルリンシュッターツカペレは渋い音で神経質な感じでした。(疲れるのであまり聴きませんけれどw)
by T.N (2008-05-03 08:39) 

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