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片山右京遭難 [時事]

野口さんのブログとほぼ同意見です。
片山さんを批判することは現場にいなかった人には出来ない。
現場で助けられないと判断して一人で下山したのだから。

本当に命の重さを知っているのなら彼を責めることは出来ない。
仲間を失う覚悟、その苦しみを背負い続ける覚悟を背負って降りた片山氏を責めることはT.Nには出来ない。

「一人で下山したのが悪い=片山も死ね」
ということを理解できていない無神経なメディアもあるようだけれど。

南極行きのトレーニングとして行ったということは「出来るだけ厳しい条件で」ということになるので、ただでさえ厳しい冬の富士なので片山氏含めて命懸けになることは理解されていたと思います。
緩いトレーニングで南極で遭難したら絶対に助からない。
このトレーニングを行ったという判断は誤りではない。

原因は予想を上回る冷え込みと強風だったのではないかと。
100%天候を予測できるのであればそれに越したことはない。
残念ながらそういう天気予報にお目にかかったことはないし、変わりやすい山の天候では望むべくもない。

最後に。
宇佐美栄一さんと堀川俊男さんのご冥福をお祈りいたします。

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コメント 3

abusan

亡くなったお二方の「山男」としての名誉を考えると片山右京氏を
責める気にはなれませんね。「右京死ね!」と言わんばかりの
メディアこそドタマ岩山のカドにぶつけてマジで死ね( ゚д゚)、ペッ
と言いたいですな(ー_ーメ) 山男の事情を知らずに書くな!と。

冬の富士山は植村直己も剣呑であった事を示すのでしょう。
此度の遭難事件は。
by abusan (2009-12-24 08:26) 

NOBU

真実は片山氏の胸の中だけにあるのでしょうが
彼が登攀断念のタイミング→Uターンをあと30分早く決断していたら
暴風日没後のテント設営も時間掛けて、より安全な位置を見極められていたんでしょう

でも本質的には伴走待機部隊の彼らは、体力も時間もあったし暴風地獄下でのテント設営は2名ならば全っ然ラクです
今回の片山氏の技術と体力は凄い
当時の堀川氏の体力の消耗は相当酷かっただろうと想像します
最期の宇佐見氏の脳裏には自分の甘さに後悔する処がよぎったかもしれません

お二人のご冥福をお祈り致します
by NOBU (2009-12-24 20:43) 

T.N

abusan さんへ
メディアで「わかったようなこと」を言っている方に是非トレーニング無しで南極へ行って欲しいです

NOBUさんへ
確かに30分が生死を分けたと思います。
トレーニングとしての負荷と生命の危険が同義語の世界なのでその場の判断なのでしょうね
by T.N (2009-12-25 02:09) 

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