社説各紙 鳩山退陣

ナベツネ
鳩山・小沢退陣　脱「二重権力」で政策転換図れ

昨年９月、民主、社民、国民新３党による鳩山連立内閣が発足した時、これほどの短命を予測した人は、まずいまい。
　だが、わずか８か月半の間、鳩山首相は、米軍普天間飛行場移設問題で、わが国の外交・安全保障の基軸である日米同盟を傷つけ、日本政治を大混乱させた。
　母親からの巨額資金提供など、「政治とカネ」にまつわる疑惑も払拭ふっしょくできなかった。

：ナベツネの記憶力が劣化したのか、「温室効果ガス２５％削減」、「イラン問題に協力」「半島有事介入」など他にも列挙の暇がないくらいだ。

◆衆院解散が筋だが◆
　衆院選で国民の審判を受けていない政権は正統性に欠ける。これまで民主党は、こう主張し、毎年のように首相の交代を繰り返す自民党内閣を批判してきた。
　本来なら衆院解散によって新首相を選ぶのが筋だ。ただ、参院選が迫っているうえ、目下、朝鮮半島情勢は緊迫し、日本経済も岐路に立たされている。
　民主党が政治空白を最小限にするとして、新政権づくりに着手したのはやむを得まい。
　民主党の新政権は、これまでの「小・鳩」体制と同じ過ちを繰り返してはならないだろう。
　小沢氏が、首相を背後からコントロールするような「二重権力」構造は一掃すべきである。
　「政策決定の内閣一元化」の名の下に内閣と与党との関係がギクシャクし、党内の議論が封印される愚も避けることが大切だ。

：半島情勢に巻き込まれないために解散総選挙がいいと思うがｗ

鳩山政権の挫折の原因は、政治倫理の問題や外交・安全保障政策の失敗だけではないからだ。
　衆院選での政権公約（マニフェスト）への過度のこだわりや、官僚組織を排除する「政治主導」の弊害は大きい。
　選挙のための、目に余るポピュリズム（大衆迎合）政治に、終止符を打ってはどうか。
　大事なのは、子ども手当や、農家への戸別所得補償制度、高速道路無料化といった「財源なきバラマキ施策」を、できるだけ早く見直すことだ。
　財政再建と社会保障制度を安定的に運営するための財源確保に、消費税率の引き上げが避けられない。この点については、国民の理解も進んでいる。
　新代表は、税制の抜本改革に正面から向き合うなど、党の政策を転換させる胆力が欠かせない。

：マニフェストはボロボロですがｗバラマキについては再考の余地はある。

変態
鳩山首相退陣　民主党は猛省し出直せ

　２日の両院議員総会でも首相は「私の不徳の致すところ」としながらも、「国民の皆さんが聞く耳を持たなくなってしまった」、「何としてでも（普天間の移設先は）沖縄県外に、と思ってきた。その思いをご理解いただければ」と語った。「思い」は正しかったと弁明したかったのだろうが、政治は結果責任だ。「アマチュア首相」の甘えやひ弱さを最後まで払しょくできなかった。

：よく言った。アマチュア新聞ｗ

もちろん、この８カ月余の鳩山政権は評価すべき点はいくつもある。事業仕分けでは税金の使い道に対する国民の見方を大きく変えた。日米安保条約改定や沖縄返還をめぐる日米密約が明らかになったのも政権交代の成果である。

：事業仕分けは財務省の宣伝工作。
密約は明らかになっただけでその後どうするのか？は現状維持。
「政治は結果責任」と言いながらどうにもなっていないですな。

私たちは昨年の総選挙での有権者の選択が間違っていたとは今も思わない。ただ、振り返ってみよう。昨年５月、小沢氏が代表を辞任した際、普天間をはじめとする安全保障政策などについて十分な党内論議もなく、短期間で代表選を行って、鳩山首相を代表に選び、小沢氏の影響力も温存された。そのツケが今、回ってきたのではなかろうか。

：安全保障問題を党内で詰めていない政党を選ぶことが間違いでないというのは気違いではないかと思うがｗ

社民にキャスティングボードを握られて振り回されただけのこと。もっと早く連立解消もしくは政権に入れないという判断をすればよかっただけ。
福島罷免も、赤松の代理中に口蹄疫を広めさせたという理由で赤松ごと切れば問題はなかった。

本来は新首相のもとで早急に総選挙を実施し、政権の信を問い直すのが筋である。だが、参院選は予定通り７月１１日に投開票となる見通しで、衆参同日選の可能性は低そうだ。いずれにしても民主党はマニフェストをきちんと見直し、有権者に示すのが最低限の責務だ。政権に対する評価は、新代表＝新首相が誰になるかだけでなく、そこで下される。

：一応解散に触れています

KKK

＞鳩山氏は釈明の弁を述べていたが、日本を混乱と混迷に追い込んだ失政の数々に向き合おうとはしなかった。

：失政の数々ｗ

＞首相が代わる以上、国民の信を問うことが最優先されるべきだ。

：自公のときと言ってる事ことが違うぞ

＞民主党主導による政治の是非を国民に問うべき理由は、日本の安全保障と財政運営を任せることに根本的な疑念があるからだ。

：成長戦略も打ち出せなかったがな

＞財源として国債発行や「埋蔵金」をあてにするのは、国家財政への責務を放棄したものだ。

：無責任内閣だから仕方ないだろｗ

＞国民の歓心を買う政策と民主党の選挙至上主義が結び付き、国民全体の利益よりも、民主党や支持組織にとって都合のよい政治に最優先で取り組んできたといえよう。民主党のマニフェスト（政権公約）の本質ともいえる問題点だ。

：公務員制度改革も出来なかったよね

＞小沢幹事長をめぐる西松建設の違法献金事件や資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件などでは、当事者である小沢氏だけでなく、党として検察捜査を公然と批判する姿勢がみられた。
　政権与党として、三権分立の軽視や捜査権への介入を意図するような姿勢は、辻恵副幹事長が検察審査会事務局に問い合わせをしたことにも表れている。

：T.Nはこれが一番問題だと思うね

＞　◆自民党は意地みせよ

：終わってるﾀﾞﾛ。

アサヒ
鳩山・小沢ダブル辞任―「維新」の出直しに挑め

：本音は『維新』ではなく『文革』ｗ

＞多くの国民の信頼を失っていたとはいえ、国の指導者として無責任な政権投げ出しには違いない。就任わずか８カ月で、鳩山由紀夫首相が退陣する。

：もっとキチガイじみた政策、法案を成立させて欲しかったみたいです

＞内政外交全般にわたり短命首相が続くことの弊害も大きい。腰を据えた政策の実行が難しくなり、日本の発言力の低下につながるからだ。

：こんな狂ったのに腰をすえた政策をやられたら迷惑

＞　政権交代なくして実現できなかった変化は少なくない。事業仕分けや、「コンクリートから人へ」の予算配分の見直し、日米密約の解明などだ。

：朝日新聞の見解では高速料金の割引限定の予算を建設に転用可能にして科学技術予算のカットをすると「コンクリートから人へ」の予算配分になるらしい。
密約が明らかになったのは良いとして、現状維持を宣言したバカ外相はどうなんだｗ

＞その一方で、自民党時代と変わらない金銭スキャンダルが繰り返される。普天間問題や財政無策に象徴される統治能力の欠如も、いくら待てども何ら改善される気配がない。

：無責任な連中を調子付かせたメディアが悪い

そうしたなかで首相は、選挙対策、国会対策などの党運営を小沢氏に全面的に委ねてきた。小沢流は、数にものを言わせた強引な国会運営、選挙至上主義と露骨な利益誘導を特徴とする。小沢氏に誰もものをいえない風潮は、野党から「小沢独裁」と批判された。
　こうした「古い政治」の体質や小沢氏依存の党運営を、首相が放任し傍観しているだけだったことも、有権者を失望させたことを忘れてはならない。
　政権交代に有権者が期待したのは、小沢氏的ではない「新しい政治」の姿だったはずだ。政官業の癒着の排除、徹底した情報公開や政策決定の透明化、自由闊達（かったつ）な議論を通じた丁寧な合意形成などである。その原点に戻るには、小沢氏の影響力から脱し、その手法と明確に決別しなければならない。
首相は次の総選挙には立候補しない考えを表明した。小沢氏もこの際、政界引退を考えるべきだ。政治改革を始め、政権交代も実現した小沢氏の功績は大きい。だが今となれば、「小鳩体制」の文字通りの清算こそ民主党再生への近道ではないか。

：こうした事は選挙前から言われていたこと、こうした状況を読まなかった無能なメディアも廃業すべきだｗ

＞　新首相はどんな政治を進めるのか、一定の判断材料を国民に示したうえ、なるべく早く解散・総選挙をし、信を問うのが筋である。

：アサヒは解散総選挙を薦めていますね

バカハトー解散ｗ

コメント 2

>無能なメディアも廃業すべきだ

同感です。どのメディアも自分たちが民主党を持ち上げ、民主党と一緒になって無知な無党派といわれる国民を故意または過失によって騙した責任について触れず、反省もないところにこの国のメディアの劣悪さが出ていると思います。
by yukikaze (2010-06-03 15:25) 

西松の一件での「国策捜査」発言を許したメディアは問題です。
あれによって民主党内では政治と金の問題が卑小化され、「その程度のこと」になってしまった。だからマトモに説明しないし、する気もない。
全ての問題が「その程度のこと」として扱われ、問題を大きくしたという愚かしさ。メディアが巨大化させないように協力していたのも事実。
そのメディア批判をやり始めて終焉を迎えたというどうしようもない「TVドラマ」政権です。
by Ｔ．Ｎ (2010-06-04 14:17)