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今日の天声人語 [アサヒる]

『現代社会の森羅万象を、鋭く温かな視点から描く朝日新聞の代表的コラム』
と自ら標榜するコラム天声人語
名探偵シャーロック・ホームズと、相棒のワトスン博士が出会うくだりは、愛読者にはよく知られている。名高いコンビが誕生する場面で、ホームズが開口一番に言うのが「あなたはアフガニスタンに行ってこられたのでしょう?」である▼ときは19世紀の終わり近く、ワトスンは英軍の軍医として従軍して戻ったばかりという設定だ。文明の十字路とも言われたアフガンは、古くから列強の軍靴に踏まれた歴史を持つ。そして今も、多くの血がこの地で流されている▼政治も治安も悪化の一途をたどっているようだ。汚職がはびこり、麻薬栽培は広がり、10月の米軍の死者は過去最悪となった。出口の見えぬ泥沼は、いまや「オバマ政権の墓場」とさえ言われている▼折も折、米国の基地で銃の乱射が起きた。兵士の心のケアを担う精神科軍医の犯行とわかり衝撃は大きい。近くアフガンに派遣される予定だったという。大統領は来日を延ばして追悼式典に出ることになった▼わが在米中の7年前を思い出す。アフガン帰りの兵3人が続けて妻を殺す事件が起きた。うち2人は自殺した。米社会をむしばむ「心の傷」の、氷山の一角だったろう。「自ら傷つくことなしに戦争などできない」。取材したある帰還兵の言葉がいまも耳に残る▼小説ながらワトスン博士も、帰還したときは心身ともぼろぼろだった。変わらぬ戦争の実態だろう。快刀乱麻を断つ解決などアフガン問題には望みようもない。米国と世界と、何よりもアフガンの人々の抱える深い淵(ふち)を、いまさらながらに思う。


:このヒトゴトっぷりが「鋭く温かな視点」ということらしい。
乱射事件で亡くなった新兵については全く無視。犯人の軍医がアラブ系であったことから差別されたことについても一切触れず。『広がる麻薬栽培』によって被害に遭う国々のことも省みない。

人の心を捨てねば書けぬシロモノという意味では『朝日新聞を代表するコラム』にふさわしい。

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コメント 2

abusan

まあ、電波振りが発揮されてない意味では下らん文章ですなあ。
このコラムにしても書生的としか言い様が無くT.N様が指摘される
様に無責任性が見えると言う事です。

所詮は朝日新聞だと言えばお終いな話しですが┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
by abusan (2009-11-09 07:31) 

T.N

abusanさんへ
確かにデンパの出力が低いですねぇ

それだけにアサヒの社策優先主義を感じますねぇ。
社内の自由な議論を封殺しているという点では言論弾圧の代表かもしれませんね。
by T.N (2009-11-09 12:46) 

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