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北海道新聞のコラム [アサヒる]

弥縫策

「どうぞ選挙権を行使して社会に参加してください。堂々と胸を張って、いい人生を生きてください」―。 成年後見人が付いた知的障害者に選挙権を与えない公選法の規定は「違憲で無効」とした東京地裁の判決公判で、 裁判長は原告の名児耶匠(なごやたくみ)さん(50)に、そう語りかけた ▼「これでようやく『正義』が実現する」と受け止めた人も多かったろう。判決後に弁護団は「国は控訴せず、国会は率先して公選法の規定削除に着手すべきだ」 との声明を出していた ▼ところが国は控訴した。「法改正までの間、選挙事務が混乱するから」という。おかしな話だ。 民主主義に欠かせない選挙権という人権をはぎ取っておいて、衣を作り替えるまで待っていろ、とは ▼匠さんの父清吉さん(81)が「残念で、あきれた」と怒るのも当然だ。安倍晋三首相は「控訴せず」の政治判断もできたはずだが、 “官の理屈”に従って「つじつま合わせ」を優先した。安倍さんは、やはり「違憲」と判断された「1票の格差」問題も「0増5減」の「その場しのぎ」ですまそうとしている ▼よほど「弥縫(びほう)策」がお好きなのだろう、と書こうと思ったが…。 「弥縫」の本義は「一時的とりつくろい」ではなく、「何ひとつ逃さず拾い上げようとする作業」とする説もある(陳舜臣「弥縫録」) ▼ならば政治に求めるのは、きめ細かく、心のこもった弥縫策だ。


:知的障害者の意思で投票できるのなら問題ないが、後見人の意思による投票になるのではないか?
選挙、政治に対しての理解力と知識が無ければ投票する意思はうまれない。
ありすぎると棄権したくなったりもするんだろうけれど。
この判決自体が間違っていると思う。
成年後見人の政治的中立を守らなかった場合の罰則は最低限必要になる。

0増5減は民主党の案ですw「そのばしのぎ」じゃないと北海道の議席は減るだろうねぇ。


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